インフルエンザなどのウィルス感染症以外で38. 感染性心内膜炎では、突然の高熱や心拍数の上昇、疲労、急速で広範囲にわたる心臓弁の破壊がみられます。 Stpahylococcusによる自然弁の心内膜炎の治療にルーチンでリファンピシンを追加するのは推奨しない。
11風邪などによる発熱は数日〜1週間程度で解熱していくことが多いですが、感染性心内膜炎の多くは、数週間〜数か月間にわたり発熱が持続します。 Class IIb; Level of Evidence C 4. このような治療でもコントロールできない場合や心不全が悪化する場合などには、手術も検討されます。
10手術治療 手術適応 手術治療が必要な場合は、主に以下の3つです。 感染性心内膜炎(IE)はどんな疾患? 感染性心内膜炎(infectious endocarditis;IE)とは、 弁膜や心内膜、大血管内膜に細菌集落を含む疣腫(ゆうしゅ・vegetation[ベジテーション])を形成し、菌血症、血管閉塞、心障害などの多彩な臨床症状を呈する全身性敗血症性疾患です()。
5また、血液中の細菌を調べる細菌培養同定検査も行います。 さらに、4~5日間連続の発熱により全身の倦怠感、食欲の低下、体重の減少などが認められ、併せて息切れや呼吸困難などの心不全症状が認められた場合は、感染性心内膜炎を疑い、主治医もしくは循環器専門医に相談することが大切です。 発熱に伴い、食欲不振があれば食べやすいものへ食事内容を変更することや、点滴の投与も医師へ検討してもらいます。
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