業界怪談。業界怪談登山編

業界実話怪談。背筋も凍る、本当にあった怖〜い話【実家にいた女の子編】

思わぬ偶然に笑ってしまった。こうなると角部屋は怖いものである。

タクシーを降りて大丈夫かと確認すると、あのとき突然汗と寒気がとまらなくなり、いてもたってもいられなくなったらしい。ガラガラ・・・ガラガラ・・・。

半日近い長旅から解放され、揚々と民宿に入る。

H氏いわく、「霊がいるとか、何かをされたわけではなく、あの神社の神様との相性が悪かっただけな気がします」と。

部屋に戻ると、N村は電化製品以外のものすべてと言っていいほど、とにかく消臭スプレーを部屋中にまいた。ロビーで感じた視線の先にいたのは・・・一安心して、タバコを吸おうと思い、喫煙所のあるロビーに向かうH氏。夕飯のために再集合したふたり。

金属音はその後も不定期に続いた息を殺し、ゲームのコントローラーを持ったままドアの方向を見る。僕自身は、IT系が気になっています。

すると、スーッとその気配がなくなったのがわかり、胸をなでおろした。

H氏の身に起きた心霊体験翌朝食堂でH氏と会い、「大丈夫でした？」と確認するN村。とはいえ、女将の前でそんなことも言えず、そのまま各々の部屋に荷物を置きにいった。

その音は徐々に大きくなっていった、というか、こちらに近づいていた。しかし本来、山は死と隣り合わせの怖いもの。