~し申し上げる、お~する。
直後の「給ひ」も尊敬語なので同様。
申し=サ行四段動詞「申す」の連用形、謙譲語。 直前の「射」はヤ行上一段活用の未然形。
上記の「仰す」とセットになって「仰せらる」となる場合には必ず尊敬の意味となる。
と =格助詞 仰せ =サ行下二段動詞「仰す(おほす)」の未然形、尊敬語。 「もの」がつく接続助詞はほぼ逆接の意味となる。
打消の助動詞「ぬ(連体形)」の接続は未然形。 ぬ=完了の助動詞「ぬ」の終止形、接続は連用形。
奉り =補助動詞ラ行四段「奉る」の連用形、謙譲語。 二重敬語。