東京大学附属病院はことし4月、新型コロナウイルスに感染して重症化し、集中治療室で治療を受けた患者11人に対し、急性すい炎や体のさまざまな部位に血栓ができる病気の薬「フサン」とともに「アビガン」を併用して投与しました。 同社は、新型コロナに対しても有効性を持つか確かめる治験を重症でない肺炎患者を対象に今年３月に開始。 こうした重症患者に対する治療薬としては、サイトカインの一種であるIL-6（インターロイキン-6）の働きを抑える抗体医薬や、サイトカインによる刺激を伝えるJAK（ヤヌスキナーゼ）を阻害する薬剤が候補に挙げられています。
13
様々な薬剤の新型コロナウイルスへの作用機序（doi:10. なぜ、このインフルエンザ治療薬が、新型コロナウイルスに対して有効だと考えられているのか。 また、薬価についても掲載は見つけられませんでした。 医薬品・患者の重症度により、「投与を強く推奨」しているものから、「投与しないことを強く推奨」しているものまであり、慎重な治療法選択が必要です。
第一三共のmRNAワクチンと、IDファーマのセンダイウイルスベクターワクチンは、来春の臨床試験開始を予定しています。 これを「遊離」という。 （3）そのウイルスが酵素の力を借りて細胞の外に出る。
16
富士フイルム富山化学は10月16日、非重篤の肺炎を有する患者を対象に行った国内P3試験の結果に基づき、ファビピラビルを新型コロナウイルス感染症の治療薬として申請しました。 新規抗ウイルス薬の開発 既存薬を転用するアプローチで治療薬の開発が進む一方で、新規の薬剤を開発しようとする動きも広がっています。
18
質の高い検査データが得られていた場合、３週間で審査を終えて承認することは可能だという。 回復した患者のうち、人工呼吸器を使用した患者は７人で、うち３人は心肺補助システム（ＥＣＭＯ）を必要としたが、１６日程度で人工呼吸器が不要になった。 症状の改善を早める一定の効果を９月までに確認し、安全上の新たな懸念は認められなかった。
1
ファビピラビルは、初日は１日当たり３６００ミリグラム、２日目から同１６００ミリグラムを約２週間投与した。
