息を吸う時はお腹を膨らませるように鼻からゆっくり息を吸いますが、「吐く:吸う=2:1」を目安として、少しずつかける時間を伸ばしていきましょう。 欧州物理学者が創始したフェルデンクライスメソッドの指導者の知人は、 いたずらに胸と腹にわけて呼吸を指導することや、腹式で胸や肩を動かさない指導を不自然であると述べていましたね。 また、特にデスクワークが多い現代人は、意識しなければ「胸式呼吸」になりやすく、意識して呼吸する、を使うという意識がないとなかなかうまくできないのが「腹式呼吸」です。
それがお腹と胸を波打たせるような動きにみえます。 手のひらを口びる近くに当てるのは息を吐く感覚がつかめたら止めて、肋骨の上に戻してください。 そのとき、 腹圧 ふくあつが上昇するのでお腹が膨らみます。
さらには、胃腸が刺激されて消化機能が高まったり、それに付随して冷え性が改善する効果もあるといわれています。 喉で息を止めてしまっている場合は息を吐き切っても喉が締まってしまっているため空気が自然に入ってきません。 取り組む前に ・筋肉に力を入れずに、できるだけリラックスして行いましょう。
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