項王の最期四面楚歌

項王の最期（項王自刎）（現代語訳・解説あり）項羽本紀第七史記漢文

このような派遣のしかたはなさるべきではありません。

本文（白文・書き下し文）於是項王乃欲東渡烏江。」馬童面之、指王翳曰、「此項王也。」乃令騎皆下馬歩行、持短兵接戦。

項王笑いて（わらいて）曰はく、「天（てん）の我（われ）を亡ぼす（ほろぼす）に、我（われ）何ぞ（なんぞ）渡る（わたる）ことを為さん（なさん）。そういえばうちの母は、しばらくスポーツクラブのプールで歩いたのに、寒くなったら途端に水に入るのがイヤになってしまいました。今独り臣のみ船有り。

前202年、諸侯たちの推挙により、劉邦は皇帝に即位します。

『史記・管晏列伝』の「知時有利不利也」（時運に利と不利があることを知っていたからだ）も同じ意味。江東の若者をたくさん死なせてしまったので、その若者の家族などに顔向けできないし、自分もふがいなくて恥ずかしく、そのような自分は生きている価値が無いと思ったから。

騅逝かず奈何（いかん）すべき、虞や虞や若（なんぢ）を奈何せん。さらに言うと「鴻門の会」とのセットも多いです。