この質問は先日、私の職場の新人看護師にも聞かれました。 それは揉むことで薬液を拡散させて吸収促進をはかることと、薬液による局所の硬結を予防できることの2点です。 それでは予防注射でなく、一般の注射ではどうか。
5穿刺したときに 痺れや激しい疼痛、異常があればすぐに針を抜きましょう(抜針)。 傾向としては若い男性は痛みを強く感じ、高齢の女性は痛みを弱く感じる方が多い印象です。
16通常、インフルエンザワクチンは免疫がつくまでに数週間かかるため、流行が始まる10月〜12月前半頃までに接種するのがよいとされています。 特に、静脈内注射では投与できない、脂溶性の薬液においては、硬結を招きやすいため、それを予防するためにも注射後のマッサージは必要です。
13同部位を液が漏れ出さないように注意しながら揉まずに血が止まる程度に抑えるだけでよく、揉む場合でも、数回程度にとどめる。 つまむよりも伸展させて筋肉注射した方がやりやすい! クリニックで働く看護師が筋注する場合、 最もポピュラーな部位が「上腕部の三角筋」です。 その間に看護師さんは「この注射痛いよね。
これらを避けるためには、どうしても医療機関側の技術にのみ頼りたくなりますが、受ける側においても、注意すべき点はあります。 それに、「揉んではいけない薬はあるが、揉まなければならない薬はない」と思っていたので、今回のことは考えさせられました。
18インフルエンザワクチンは皮下注射 この中で、インフルエンザワクチン注射は 「皮下注射」というものです。 筋肉注射が、ほかの注射よりも痛みを感じやすいのは、注射部位や針の太さというよりも、「痛みを感じやすい薬液を、多めに投与されること」が大きな原因と考えられています。
17