更に水軍は全てだし、舜水樹は念の為に橑陽から列尾に向かった。 李牧が懇願した通り、郭開が誰かに伝えていれば、また状況は変わっていたかもしれません。
2「李牧殿は公開斬首の刑に処させるそうだ お気の毒ですなー」 原泰久『キングダム』639話より引用 すると、李牧は少し黙って口を開きました。 2 列尾を捨てると同時に斉に連絡、9城を落として鄴に到着する頃に、斉に鄴まで届けてもらう。 兵士たちは歓喜の声を上げ、カイネたちはどうやって兵糧を運んだのか見当がつかずに焦っていました。
10これに慌てるのが壁。 王翦軍と桓騎軍の鄴の占拠、しかし問題が 王翦将軍は出陣を前に総司令であ昌平君に「頼んでおきたいことがある」と、 左丞相・昌文君(さじょうしょう・しょうぶんくん)までも、離席させます。
17鄴では飢えが進む 鄴では兵達が飢えている。 鄴を救うには、秦国本土から食糧を送りこむしかありません。 列尾は楊端和軍が通ってきた時とは比べ物にならないほど、軍が強化された状態です。
8お見事でした。 王翦は 出陣前から、鄴を崩落させたとしても兵站を絶たれ、鄴で飢えるだろうと予想していたのです! 私の目に狂いはないとの読み通り、この予想は見事に当たる形となりましたね! 昌平君が驚きの表情を見せたのは、驚くほど先の展開を読んでいた王翦の戦術眼だったのだと納得できます。
当然馬車を止める願いも、カイネたちへ伝令を届ける願いも届くことはなく、馬車はそのまま趙国へと歩みを進めるのでした。 同じくパコイ族からの報告で、遼陽と鄴の間は幾重にも趙軍が構えて道を遮断している。 李牧は再び声を荒げます。
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