医療費控除計算

還付金はいくら？手続きから計算方法まで、医療費控除の基礎知識

退職後、公認会計士試験を受験して2006年合格。生命保険や損害保険の医療保険金など• なお、医療費控除の特例であるセルフメディケーション税制を選択した場合には、通常の医療費控除を受けられませんのでご注意ください。 10万円引いたら、医療費控除額はゼロとなります。

申告をしなくていいのは、「確定申告をする理由がほかにない人」だけで、「確定申告をする」のであれば、すべての収入について申告しなければいけないのです。

たとえば、先ほどの人の家族に、課税所得が950万円の人がいたとしましょう。

医療費の通知書からの転記まず、健康保険組合などが発行する「医療費の通知書」に記載されている金額を「医療費控除の明細書」に転記します。（1）まず、「保険金等で補てんされた金額」とあるように、医療費から差し引かなくてはいけないお金があります。

また、家族や親類縁者に付添いを頼んで付添料の名目でお金を支払っても、医療費控除の対象となる医療費になりません。これらは1回の診療ごとで記載する必要はないものの、医療を受けた人と支払先ごとに金額を記載することとなるため、それでまとめて金額を集計する。

明細書には、分かりやすくなるよう病院や薬局ごとにまとめて記入しよう医療費控除を受けるには、確定申告書にこの「医療費控除の明細書」を添付します。

医療費控除の計算式をおさらい医療費控除での「保険金等で補てんされる金額」とは、何を指すのでしょう？まずは医療費控除の計算式をおさらいします。