キッチンハイターで消毒スプレー

コロナ消毒で注目される「キッチンハイター（次亜塩素酸ナトリウム）」。その効果と注意点を化学者が解説してみた

もし、ボトルがない場合には、主にキッチンペーパーに溶液を含ませて、吐瀉物やその周辺を消毒していきます。界面活性剤には、アルコールと同じようにウィルスにある「エンベロープ」という脂質の幕を破壊する力があるのです。

未だにワクチンや有効な薬が無いことが、新型コロナウィルスへの恐怖を大きくしていますよね。まずはそれぞれの特徴をみていきましょう。 2リットルのペットボトルにハイターのキャップ「1杯より少し少ない量（20ml）」のハイターを入れる。

キッチンハイターは1度に使う量も少ないのでかなり経済的。これも NGです。「感染胃腸炎」には、大腸菌など「細菌」が原因で発症するものと、ノロウィルスなど「ウイルス」が原因で発症するものがあります。

金属製のものは要注意ですよ、塩素系だから当然ですが腐食しかねません。追記ネット上を見る限り手作りハイターは2～3日で使い切る人が多いみたいです。

幼児がいる家庭としては、0. ただし3年以上経過しているときは、使わない方がいいです。使える用途としては、「色柄がないふきんやおしぼり、プラスチック製品、シリコン製品、ナイロン製品、人工大理石、陶器、ガラス器、木・竹製品」と表記されており、キッチンで使うものにはだいたい活用できます。

衣類などの色落ちに注意が必要です。また、スプレーボトルもNGです。

両性の方が強そうですが、混ぜて酸性にして使うことはないと思われるので、大差ないと思われます。水と反応して次亜塩素酸を発生させます。その中で肌に優しい弱酸性の水溶液を作るには「ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム」の粉末が良いとわかりました。