最近は、ドライブレコーダーを自家用車に取り付ける人も増えました。 この改正により、妨害運転をする車の速度には関係なく、交通の危険が生じる危険のある速度で走行している他車の前で停止したり、高速道路などで急接近して徐行・停止させる行為をして死傷事故に結びついた場合は危険運転の適用が可能になります。 同乗者を含む厳罰化によって抑止効果が期待されています。
13起訴されれば刑事裁判へと移行し、不起訴となれば即日で釈放されます。 平成29年6月に発生した、あおり運転を発端として夫婦2人が死亡した「東名高速夫婦死亡事故」を契機に、あおり運転の取り締まりが強化されてきました。 反則金を支払って許されるほどの軽い罪ではないので、窃盗・詐欺・暴行・傷害といった通常の事件と同じ流れで刑事手続きが進むということを心得ておきましょう。
15道交法施行令41条の3では、自転車利用者が安全講習を受ける対象となる規定の違反行為(危険行為)として「信号無視」「酒酔い運転」などの14項目を規定しています。 「あおり運転」(妨害運転)は、重大な交通事故につながる極めて悪質・危険な行為です。
15この改正では、刑法第208条の2「危険運転致死傷罪」の一形態としてあおり運転が処罰の対象となりましたが、この段階ではあおり運転によって相手に死傷を与えた場合に罰せられるのみでした。