関係者がこぞって、『なんとか再演を』と切望した舞台にまた立てることは幸甚です」 初演のとき、「俺は太っているから嫌われるんだ」というセリフに対して、長塚さんに「腹にちょっと肉詰めたほうがいいかな?」と聞いたら、「そのまんまでOKですよ」と言われて少し傷ついた。 子供の頃からラジオで落語に親しみ、学生時代には寄席にも通っていたそうですが、1996年に舞台『すててこてこてこ』で落語家に扮して劇中で高座のシーンを演じたことが、実際に自分でやってみるきっかけとなったそうです。 かつては敏腕セールスマンだったウィリー・ローマンが自死を選ぶまでの2日間を描いたこの戯曲に、前回とほぼ同じ布陣で再度挑戦する。
1083年テレビ「スチュワーデス物語」の教官役で一世を風靡。 「でも、そこから事務所にも拾ってもらって、ポツポツ仕事が来るようになって、26歳でつかこうへいさんと出会うんです。 お上手です。
2落語の世界で、色っぽい年増の女将さんやお抱え者みたいなのをやっていると、楽しいんですよ。 これは僕のNHKでの初主演作品なんです。 お二方ともキャリア60年近くあるって事か。
落語を楽しむ 一席目『粗忽長屋』風間杜夫 『蒲田行進曲』の出囃子と大きな拍手に包まれ、風間杜夫さんのご登壇です。 児童劇団へ子役として入団し多くの作品に出演されています。 」 さて、その風間さんが提供して下さったのは2つの番組です! 1984年放送の「連想ゲーム」と1977年放送の「若い広場」です。
1途中、漫才や落語のようなセリフ回しもあり、風間さんの落語の原点はすでにこの頃からあったのかな…と勝手に思ってしまいました。 「つかさん自身が、『芝居は汗と涙だよ! パッションだよ! ガッツだよ! 気迫だよ!』と、およそ演劇人とは思えないボキャブラリーで演出をつけていましたから(笑)。 」 Q 全く気付きませんでしたが… 「いやいや、結構わかる方にはわかってしまうので。
17遠目からの写真ですがお許しください!風間さんの演目は『芝浜』。 82年映画「蒲田行進曲」で人気を博し、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞など多数受賞。 早稲田大学演劇専修を経て、77年から、つかこうへい事務所作品に多数出演。
今回の『芝浜』は2度目でまだまだです。 「その辺のサラリーマンよりいいお金取れるアルバイトがあって」と言うので、具体的な内容を聞くと、それがなんと銀座のラーメン屋の出前持ち。 今じゃあとてもとてもアウト。
1ステージ上に唾液や汗や涙が飛び散る舞台は、コロナ禍では上演しにくいものばかりだ。 とは言え、風間さんにとって落語が新たな財産になるのは間違いなさそう。
16さまざまな表情を演じ分ける名優による「噺家 はなしか 」の舞台をぜひご覧ください。