ツイッターで「武漢はまるで『ペスト』のようだ」などの反応があった。 そして、不条理は誰かによって発見されない限り「異常なし」となり歴史は繰り返す。 「人間が意気地なしになるような時刻が、昼夜ともに、必ずあるものだし、自分が恐れるのはそういう時刻だけだ」 =================== ちょっと急ぎ過ぎたか・・・それにしても真面目に話すの向いてない自分に参った。
14高熱で頸部のリンパ腺が腫脹し、脇腹に斑点ができ、もがき苦しむ患者たちだ。 不条理とは、道理にあわないもの、つまり「ありえないもの」だ。
そんなリウーの行為を律しているのは、至極まっとうな職業倫理であるが、その姿は、現下の医療従事者たちの懸命な活動を連想させる。 第二回は、人々を絶望な状況に立ち向かわせる「希望の源」は何なのかに迫っていく。 公開中:5• 今回取り上げる古典:(アルベール・カミュ) 伝染病に翻弄される人々を描く『ペスト』 新型コロナウィルスが世界各地に広がり、深刻な影響を及ぼしている。
15公開中:9• 公開中:2• ぼんやり考える時間が長かったのは事実だし本と自分のそういう関係性を気に入っているところもあるけれども。 インフルエンザも、新型コロナウィルスも、罹患するという意味では被害者だが、知らぬ間に自分が加害者になりうる可能性を有している。 街を応援するはず言葉によって皮肉にも本当のヒーローの姿が掻き消されてしまうと筆者は嘆く。
13後手に回り続ける行政の対応、厳しい状況から目をそらし現実逃避を続ける人々、増え続ける死者……。 初めの方で、コタールがの『』について言及する。
前半、中盤の重苦しさ・難解さを抜けて、後半にまで読書をすすめて、やっと分かる「名著」の重さ・厚みでしょうか。 気をゆるめた瞬間死ぬってあんた自分で言ってたじゃないですか!と嘆いた読者は私だけではないはず。 カフカの『変身』は不条理が個人を襲ったことを描いたが、カミュの『ペスト』は不条理が集団を襲ったことを描いた。