『竹取物語』は、 『竹取翁の物語』や 『かぐや姫の物語』と呼ばれることもあります。 こうしているうちに、宵は過ぎて、子の時頃に、(竹取の翁の)家の付近が、昼の明るさにも増して、光っている。 たり=存続の助動詞「たり」の終止形、接続は連用形 不思議に思って近寄って見ると、筒の中が光っていた。
5人がこの世で生きるという意味や切なさを考えさせてくれる場面です。 竹林にウグイスの巣があり、その卵からかぐや姫がかえり、それを竹取翁が見つけて育てた、というもう一つの「かぐや姫の物語」が中世以降少なからず流布している。 「仏の御石」と同様に「蓬莱」(中国道教思想から観た神仙峡)という語は、むしろ大陸文化の香りがする。
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