アンパンマン大研究 1998年6月 フレーベル館 やなせたかし・鈴木一義 編著 中学校の先生である鈴木一義氏が教え子たちの質問に答え、それにやなせ先生が(やなせもひとこと)で補足をしたり「その通り」と言ったり「違います」と修正をしたりしています。 多くの場合は、ばいきん城までぶっ飛ばします。
アンパンマンワールドの住人は不老不死ですしね。 それを思わせる歌詞があります。 2008年の再発時には、オリジナル盤のカップリング曲であった「勇気りんりん」は別のシングルとして発売された()。
12ぼくはそんなつもりはなかったのですが、「アンパンマンのマーチ」が弟に捧げられたものだと指摘する人もいます。 やなせたかし先生は『アンパンマンの遺言』でこう語っています。
1422歳で特攻隊として散ってしまった弟を想い、作られたという説 この『 アンパンマンのマーチ』はやなせたかし氏が、22歳という若さで 海軍の特殊特攻隊として若い命を散らした弟を想って作られた歌ではないかと言われています。 それは、この作者の 戦争体験や込められた思いが背景にあるからです。 これらには、特攻隊としての散りゆく覚悟をする姿が想像できます。
10これから育つ子供たちみんなに見て欲しい、そして、主題歌の様に、何のために生まれて、何をして生きるのかをつかんで欲しい、そう思わせる作品でした。
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