増産分を国内に供給できるのは9~10月ごろになる見込みだ。 特徴は、ワクチンを押し出す部分が突起状になっており、ファイザー社のワクチン1瓶から6回接種できることができる。
医療機関、医療関連施設向けの医薬品・医療機器については、一般のお客様には販売することが出来ませんのでご了承ください。 国内に出回る通常の注射器だと5回分しかとれないため、貴重なワクチンを有効活用する手段として、政府から増産を要請されていた。 4~5カ月かけてタイの工場の設備を増強し、製造能力を現在の月50万本から、数百万本に引き上げる。
12そのため、ファイザー社のワクチン1瓶から通常の注射器の場合は「5回分」しか接種できないが、特殊な注射器の場合「6回分」接種することができる。
19ピンクの部分が残った薬液 この特殊な注射器を生産している会社の1つが、大阪の大手医療機器メーカー「ニプロ」だ。 2月には厚労省からの要望に基づき、十数万本を納入した。
ワクチンの確保が課題となる中、残って廃棄される分を減らし、接種回数を増やせるメリットがある。 増産分の供給は9月ごろになる見込みとしている。
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