これからひと花咲かせてくださいという想い。 現在でも西日本を中心に広範な地域で作られており、コシヒカリ、ひとめぼれに次いで、3番目に作付面積が多い品種として君臨している。 しかし、50歳の時に人生の転機を迎えます。
7そういう状況で、平坦地域にも「適地適作の極良食味米を!」という声が生産者から上がったのは、当然の成り行きである。
17説明には書かれていませんがお米を美味しく炊くために、今回も財宝という天然アルカリ温泉水を使用しています。 珍しいネーミングが消費者の心をくすぐったとこともあり、売切れ店が続出。
8ちなみに同年度の2位には、熊本県城北産ヒノヒカリが入っている。 しかし同年、茶米が大量発生するという事態が起こり、売れ残りが多くなり、品質への信頼性が大きく揺らいだのである。 そして現在も、熊本県は自然環境をいかした適地適作により、西日本でも有数の米の生産量を誇っているのである。
20正直に言うと、コシヒカリやササニシキのようにお米だけをパクパク食べられる旨さのお米ではなく、リゾットやスープなどに入れて食べたくなるお米だと思いました。 人がむやみに手を出すと自然のバランスが崩れる。
16毎日そっと、稲に耳を傾け水の流れを変えるだけ。 多収で作りやすく、食味もそこそこだったため、1987年には53%のシェアを誇っていた。 福岡県や佐賀県、長崎県でも同じような問題が起こり、それぞれが県の主力品種であったヒノヒカリの見直しを図っているという状況にあった。
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