状況を適切に監視することで、最悪シナリオにシフトしていきそうな兆候を確実に早めに察知し、そうなった場合には迅速にシナリオを切り替えて、これに伴って必要な警報・情報の発信を行うことになります。 確証バイアスに囚われて、人に「強要する」、誰かを「成敗する」大人たちをモデリングした子どもたちは大人になった時に同じことをするでしょう。
18これはまさに正常性バイアスの結果で、自分にとって都合の悪い「避難しないと危険である」という情報を無視したり、「避難するほどではない」と災害を過小評価したり、などが挙げられます。
20室内に2分で煙が充満した:危険だと察知できる• 新型コロナウイルスを軽視しすぎている。 似たような状況を経験したことのある方は多いのではないでしょうか? 正常性バイアスは、社会心理学・災害心理学などのほか、医療用語としても使われ、特に近年では津波や火山噴火といった 災害時の初動の遅れ(逃げ遅れ、見逃し)の原因となった可能性があるとして指摘されています。 その結果、煙の流入速度がやや遅めの場合は、部屋に1人でいても3人でいても、煙に異常を感じて退室するまでの反応時間に違いはみられませんでしたが、煙の流入速度が倍速の場合は、1人よりも3人でいたほうが反応時間は遅れました。
2デマの拡散について まず、デマの拡散についてです。 もっとも負担になるのは、自分自身の命が危ぶまれる状況や、大切にしている人や物に危険が及ぶ状況です。 その中のひとつに「正常性バイアス」というものがあります。