メリーウィドウ

日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念、オペレッタ『メリー・ウィドウ』

公使館のパーティには、ハンナの莫大な遺産を目当てにしたポンテヴェドロやフランスの男性が多数やってきます。このオペレッタは世界中で上演される人気の演目で、英語圏ではメリー・ウィドウでよばれているので日本でもメリー・ウィドウの方になったということでしょう。

このアン・デア・ウィーン劇場でレハール自身の指揮により初演されました。驚くツェータ男爵とダニロ。

すぐにソファーに寝てしまうダニロ。聴きどころは「ハンナ登場の歌」です。その点、「メリーウィドウ」は、同一の作曲家が作曲したとは思えないほど、バラエティに富んだメロディーの曲が多く、同じメロディーの使い回しはほとんどありません。

とくにご年配のマダムが、ダニロが言い寄ってきたと勘違いし、その気になりダニロがたじたじになるという場面もあります。カナダ・ナショナル・バレエ１９８７バレエ『メリー・ウィドウ』フランツ・レハール[1870-1948]の傑作オペレッタ『メリー・ウィドウ』。

しかし、当時、ダニロは貴族、ハンナは貧しい平民。【２】恋の駆け引きはオペレッタならではこのオペレッタの人気はウィーンだけでは収まらず、世界中に広まりました。

カルメンは音楽も良いけど台本も素晴らしくよくできていると思うんですよね。

何とヴェランシェンヌもグリセッティンの服装で登場します。「メリーウィドウ」の魅力この作品の魅力は、お話の内容もさることながら、美しいメロディーの曲がふんだんに盛り込まれていることです。

それを聞いて喜んだダニロは、即座に求婚しました。