先に述べたように、本人が飾らずにその思いをもろ出しにしてくれるので、なおさら興味深い。 ただそれには一人では立ち向かうことは到底無理で、自らをさらけ出し同志を募り、また権力を持つ人に対してのそうとうしたたかな戦略が必要なんだろうと帰り道々思いました。 いま私も自分を重ねて言い聞かせています。
決定的に足りないのは本人いわく、偉くなりたい、栄華を満喫したいという、立身出世のための権力欲。 で、映画を見終わって外に出たら「小池百合子さん、圧勝」というニュースがちょうど出てて。
8それがわかったとき、同じ主張を実現しようと政治活動している人の活動内容や存在すらもまったく知らないでいたことに気付きました。
ご両親は映画監督と女優です。 このドキュメンタリーの主人公は現職の衆議院議員・小川淳也さん、現在49歳。
だから地元のメディアを全て、完全に抑えていて。 2005年の選挙でも、選挙区戦でも敗れるが、比例区での初当選、いわゆる復活当選である・・・ と、映画前半は、小川のまっすぐ感があり、見ていて清々しい感じがする。