総合評価型一般競争入札によって4社のなかからTKCが選択され、2019年8月に契約を締結。
この状態を今後も継続して、さらなるデジタル行政の実現に向けて、一緒に考究していきたいと考えています。 「TASKクラウド スマート申請システム」の概要 TASKクラウドスマート申請システムは、申請・認証から決済、交付まで、一連の行政手続きプロセスのオンライン化を支援するクラウドサービスです。 大阪市の江畑氏も、「大阪市行政オンラインシステムの実現に向けて市場調査を行ったが、正直なところ、最初は見積もり依頼を取ることすら大変だった」と明かす。
9企業や自治体におけるIT導入の失敗の多くは、テクノロジーに頼りすぎ、体制や制度、文化が変わらないままで現場の改革が進まず、効果が限定的になるという点だ。
大阪市行政手続きオンライン化推進計画のステップ こうした取り組みによって、市民の利便性向上や業務の負荷軽減、業務の効率化を実現するとともに、並行して、電子化に向けた条例や、規則および要綱などのルールの見直しも検討、実施することを盛り込んだ。 これについては、まずは本市の条例や制度の整理が必要です。 そもそも市民は行政手続きのために時間を費やし、交通費を負担しています。
また、情報の電子化や業務改革で、業務の負荷軽減、業務の効率化を実現できる」と語る。
電子交付の実現については、社会へのデジタル実装も視野に入れながら進めていくことになりそうだ。 また制度の見直しによって、手続きを廃止していくというものもあるだろう」とする。 特別定額給付金に関連して多くの自治体が混乱をきたしたが、その一因が、住民が自らの申請状況がわからず、その結果、市役所などに問い合わせが殺到した点だった。
20大阪市のICT戦略室が中核となって、民間サービスと同様の水準で、行政手続きをオンラインで完結できるようにすることを目指してきた。 。 また、電子申請に際し「電子署名」を求められる書類が多く、ここが技術的に対応できないため、オンライン化の適用範囲を広げられないといった事情もあります。