わりと、マニアックな・・・ 笑。 とてもあたたかく、おいしい5年間を一緒に歩いてくれた『ゆきうさぎのお品書き』に、感謝の意を込めて。 私は「ごはんを食べる」ということがだいすきです。
1咲き誇る桜の下で、大樹は碧に大事な言葉を告げて…。 年末年始、「ゆきうさぎ」の常連客たちはーー 帰国した娘夫婦と温泉旅行を楽しむ彰三、息子からの思いがけない贈り物に舌鼓を打つ八尾谷夫妻、愛娘に彼氏らしき男の存在を感じ、ため息をつく花嶋ーーそれぞれの時間を過ごしていた。
7ジャンルでさがす• そしてラストは、碧がアルバイトを卒業してから3年後。 2016年、集英社のライトレーベルであるオレンジ文庫がまだ立ち上がって間もないころ、第1巻『ゆきうさぎのお品書き 6時20分の肉じゃが』が発売になり、2020年6月19日、第10巻である『ゆきうさぎのお品書き あらたな季節の店開き』によって見事なる完結を遂げました。
碧が美食によってショックから立ち直る元気をもらったシーンが特に感動的でした。 カッコええわー。 私が半年に一回、毎巻欠かさず発売日に手に取り、楽しんできたシリーズの完結。
12『ゆきうさぎのお品書き 1』裏表紙より 以下、がっつりネタバレあります。 大樹の作る、祖母から受け継いだ心あたたまる家庭料理はもちろん、向かいの洋菓子店で作られるスイーツや駅ビルの和菓子店で作られる昔ながらのお菓子、碧が大樹に教わりながら少しずつ覚えていく手料理など、数えきれないほどの料理が登場。
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