フレデリックブロンディール

フレデリックブロンディールクチコミ・アクセス・営業時間｜ブリュッセル【フォートラベル】

でもこの日の来客の御老翁が、全部４つに切って味わおうという提案をされたので、そこにいる女子全員が賛同し、結果的にみな味わえた。正月に武蔵関の店で買ったタルトタタンがうまくて、伝統菓子も伝統たるゆえんがあるのだなあと思い、他店のも食べてみたくなった。内部のチェリーが甘さ担当。

いや、要素2つ以上混ざっちゃうとわかんなくなっちゃう程度なのが私の味覚なんですけど、あとで先行レビューを見たりしてまた買い、ゆっくり味わってひとつひとつ確認しているのですよ。これは香ばしい！なおかつガッツリ甘く、それでいてホロリあわあわ溶ける繊細さ…。

ううう美味い！この味なら高くない。

そこへシトロンの爽やかさ。ピスターシュの部分、フルーツのペーストの部分で異なる味わい。

ペイストリーは、より多くの脂肪分を含むことで厳密にいうとパンとは区別されるとのこと。

ちょっと味見させてもらったが、色といい、たしかにそう言われてみれば…。なにチーズだろう、一癖あってうまい！これまた白ワインが欲しくなる。

食べ比べるとかなりインパクトあります。対比の美。

このアニゼットとは、アニスを漬けといただけのものじゃなく、ちゃんと醸すところからアニスを使うのだとか。その点、アニゼットというリキュールで香りを加えるのは巧みなやり方だ。