これらは全身の免疫異常による疾患ですが、そのほか、細菌感染による細菌性眼内炎、真菌(カビ)感染による、ウイルス感染による性、寄生虫感染による眼や眼トキソカラ症などのように感染によって発症する疾患もあります。
18まず、考えられる検査方法としては、一般的な眼科検査に加え、網膜断面構造解析などの眼科特殊検査、血液検査などの全身検査、ツベルクリン反応検査などが主に行われます。
しかし近年、ベーチェット病は減少傾向にあり、2009年の結果では6位となっています。
しかもぶどう膜炎は、症状は目に出ますが、もともとの原因は細菌感染や免疫疾患などの病気ということが多いのです。 その部分は色や形が果物のぶどうに似ており、いずれも目にとって大変重要な役割を担っています。
しかし、ご自身におきた些細な症状がヒントとなり、病気の発見へつながることもあります。 原因不明の場合は、血液検査でも体の症状でも異常無い事も多いです。
18そんなぶどう膜炎の治療にはステロイド薬が効果的とされていて、点眼薬による治療や目の周りに注射をするといった治療を行います。
19そのため検査に時間がかかることもありますが、反対にぶどう膜炎からほかの病気が発見されるケースもあって、「もっとも内科的診断を必要とする目の病気」といわれるほどです。