この人物が自身で自身を生み出す・・・生と死を同時に司るウロボロスのような存在であったなら、他の局員が量産のためにタイムスリップを繰り返すリスクを負わずに済むのではないか・・・と。 様々な能力に恵まれながら、それを活かすこともかなわず、今は告白話を雑誌に書いて暮らしていること。
果たしてエージェントは、何のためにタイムトラベルの矛盾からこの存在を生み出したのか?それはその後分かることになりますが、彼の存在が「自分の尾を永遠に食い続けるヘビ」=「輪廻の蛇」の中で大きな役割を担っているのです。
5これ映画館で観た時、時系列と人物関係が複雑過ぎて理解出来なかったら、全然面白く感じなかったんです。 この点がストーリーを複雑にしている一番の要因に思います。 このタイムトラベル小説は文庫本でわずか23ページの小品だが、一読してすんなりのみ込むのは容易でない。
過去にも未来にも縛られることなく、輪廻の中をさまよい続ける彼はまさに「名もなき者」。 「お前の人生を壊した男を差し出すと言ったら?」 前半の途中まで見てしばらく放置していたイーサン・ホークの をやっと最後まで見た。 ただこのループを止めればフィズルボマーも生まれないことになるのでは?とも思うので、自己犠牲とともにループを止める手もあったかもしれません。
宇宙の始まりは?その始まりは?その始まりは?というように宇宙の始まりひいては存在の本質を考えた時、原因と結果という観点では行き着かない領域を感じます。
161963年6月、バーテンダーはジョンをジェーンと別れさせ共に未来に飛ぶ。 フィズル・ボマーの逮捕に執念を燃やす火傷ジョンは自分自身の両性具有という特異体質であることを利用するアイディアを思いつきました。 というわけで、今回は特別編として、こちらのブログではバリバリネタバレしつつ、もうちょと深い感想を書いていこうと思います! なので、ここで注意事項。
13ジョンはこの範囲を超えてタイムスリップすると世界が崩壊すると説明していましたが、これは恐らくロバートソンから仕組まれた嘘です。
これはシュタインズゲートがパクった?作品です。 このたった一言に込められたジョン、そしてジェーンの愛と苦悩を見せられた後は、鳥肌がしばらくおさまりませんでした。