詳しい胆嚢の検査については、こちらの記事をご覧ください。 このことは、胆嚢癌予防になるだけでなく、大腸癌の予防にもつながります。 12) Kawasaki S, Imamura H, Kobayashi A, Noike T, Miwa S, and Miyagawa S, Results of surgical resection for patients with hilar bile duct cancer: application of extended hepatectomy after biliary drainage and hemihepatic portal vein embolization. 結石が総胆管の出口に詰まることにより、胆汁が十二指腸へ流出できなくなります。
したがって、胆汁監視培養を施行することにより、周術期における予防的抗菌薬および、術後感染に対する治療的抗菌薬を適切に選択することが可能になる。 基本経過観察となるが、症状があるものの場合や胆石症を合併している場合手術となる• 術前胆道ドレナージの適切な方法は何か、またいつ行うべきか? 経皮的経路によるドレナージには穿刺にともなう特有の合併症発生の可能性があり、内視鏡的(経乳頭的)減黄処置が第1選択として推奨される。
15これらの背景を踏まえた上で専門委員による検討が行われ、広範肝切除予定症例に対する減黄術を推奨度1 とすることで見解が一致した。 2) Nimura Y, Hayakawa N, Kamiya J, Kondo S, and Shionoya S, Hepatic segmentectomy with caudate lobe resection for bile duct carcinoma of the hepatic hilus. 6) Nakanuma Y, Terada T, Tanaka Y, Ohta G. 生検で腺腫の診断が得られても深部に癌が存在することも稀ではなく、total biopsy の意味も含めた切除が必要となる( 参照)。 J Am Coll Surg 2009; 208: 134-47. 胆管炎の存在は、残肝の再生を阻害することが実験的に証明されている。
142) Tsukada K, Takada T, Miyazaki M. 胆道狭窄症例でのERCP 下の経乳頭的ブラッシング細胞診の成績は感度30-88%、特異度100%と報告されており 、施設により感度に大きなばらつきがある。
6こうした実情を踏まえ、推奨度は2 とした。 11) Nieveen Van Dijkum EJ, Terwee CB, Oosterveld P, Van Der Meulen JH, Gouma DJ, De Haes JC. Intraductal ultrasonography in diagnosing tumor extension of cancer of the papilla of Vater. 2) Serra I, Yamamoto M, Calvo A, Cavada G, Baez S, Endoh K, Watanabe H, Tajima K. 一方、切除可能胆管癌が疑われた場合には10%強の症例で良性であったとの報告 が見られることから,手術侵襲の大きな場合には治療前に癌の確定診断を得ておくことが強く勧められる。 4) Sugiura Y, Nakamura S, Iida S, Hosoda Y, Ikeuchi S, Mori S, et al. 胆汁は肝臓から1日に500~800ml分泌される。
13アルゴリズムやCQリスト一覧からは該当のクリニカルクエスチョン本文へ、クリニカルクエスチョン本文に記載されいる表番号や説明箇所、記号等をクリックすると該当先へリンクいたします。 Can endoscopic sonography differentiate nonneoplastic from neoplastic gallbladder polyps? 5) Cubertafond P, Gainant A and Cucchiaro G. ただ、ポリープの中にもごく一部に悪性のものがあり、いわゆる胆嚢癌と言われます。 チューブトラブルが無い場合、あるいはチューブ交換後2~3 日しても解熱しない場合には(多くは複数本の胆管閉塞を伴う肝門部胆管閉塞例である)、ドレナージ不良胆管の存在を疑う。
16肝切除を伴う胆道癌症例において術前門脈塞栓術はどのような症例に行うべきか? 右葉切除以上あるいは50~60%以上の肝切除を予定している胆道癌症例に術前門脈塞栓術を施行することを提案する。
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