この漫画はとにかく絵が美しくて、1ページごとに吸い込まれるような没入感があり、また人の心理を見事に絵で描写する表現は圧巻で、漫画というより小説を読んでいる気持ちにさせられます。 序盤は高校生のスポコンものか?と思わせておいて、次は国内の登山の選抜チーム入り、そしてかつての高校時代の仲間との再会に話が進み、最後はK2登頂となるわけですが、少しだけネタバレして書くと、高校時代の仲間だった宮本という人物がいるんですが、通常の王道展開なら物語の中盤から終盤に出てきて貴重な助けになるところですが、まさかのゴミキャラになってリターンします。
5感想(多少ネタバレあり) まず率直な感想ですが、絵はさすがにキレイでうまいのですが、全体的なストーリーがブレブレなため、正直なところ総合的に見ると 微妙な作品だと思います。 登山とはガイドを伴い複数で隊を組んで挑むものという常識を覆し、冬期登山が一般的ではなかった時代に厳寒の北アルプスの単独行を何度も成功させています。
19待っている人がいる事で帰るという意識が生まれる事も描いています。
現在、グランドジャンプで大人気連載中の「イノサン」の坂本眞一が新田次郎の小説を完全漫画化。 原 渓人(はら けいと) インドアクライミングの大会である全日本選手権関東地区予選「第13回シーサイドカップ」にて文太郎と出会う。
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