さっちゃんへの手紙 自宅に戻り、ポストを確認した京介は、 そこに誰かからの結婚式の招待状を見つけ、 「さっちゃんも、もう結婚してたりして」 と、早智のことを考えます。 いっそ、今も彼女一筋なら諦めきれたのに。
11先日、届いたさっちゃんからの最期の手紙は未だに読むことが出来ず、手元に置いています。 意外にもあっさり認めるあたり要はある意味では「いい子」なのですが、 頭がめちゃくちゃキレることもあって、常に先手を打って動いていたのでしょうね。
14その時、彼女が居るからとチョコも受け取ってもらえず撃沈したのですが、帰りに見かけた彼女がとても可愛くて、丁度、父の転勤で東京に引っ越したこともあり、気持ちの整理を付けました。 美鈴は京介を説教します。 失意の京はさっちゃんに別れを告げられてから毎晩さっちゃんとの楽しかった思い出の夢を見ています。
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