フェンベンダゾール癌

虫下し（駆虫薬）のフェンベンダゾールは本当にがんに効くのか? がん治療医の解説(大津秀一)

薬効薬理としては、寄生虫細胞内の微小管を形成しているチューブリンに結合し、重合を阻害することで駆虫作用を示す。

』 Dr『動物の治療に関しては、エビデンスが蓄積されていないのでまだまだ標準治療って言えるものが確立されていないのが現状です。

それはどの未承認薬もそうです。初めは１日２錠（200mg）から開始し、問題なければ１日３〜６錠に増やします。

しかも価格が安い！！これは動物の虫下し薬として開発されたモノですから。フェンベンダゾールは、主として肝臓に存在する体内の酵素CYP2C19を使って代謝されるのですが、日本人は2割程度が低活性者であり、欧米人より割合が多く、その場合にフェンベンダゾールの薬物濃度が上がることが危惧されます。

追記虫下し薬が「がん」に効く？メタボローム解析でがんが回虫と同じ代謝を使うことを示唆上のリンクらは先に挙げた慶應義塾大学先端生命科学研究所の平山明由研究員、曽我朋義教授らと国立がんセンター東病院（千葉県柏市）の江角浩安病院長らの研究グループの研究記事とおなじものです。当たり前ですね。。

新しく知りえた知識を追加しており、に載せている。抗がん剤は「延命」という目的で使われていると聞いたことがあります。

おそらく、この日本人研究グループによる論文に刺激を受けて、アメリカにおいてもいろいろ研究が行われていることが推察されます。 700前後で休薬を検討。